
この舞台ではこれが最後のメイク。
一期生の初舞台が千秋楽を迎えました。

開演を待ちながら・・・かわいい二人が無惨な姿に。
会場前には美人受付嬢その他。

一年生が受付をやってくれました。横の黒服にそそのかされて今回の演出を引き受けてしまったわけですが・・・まあ、今は感謝してます。色々とハードだったのは確かだけど、素敵な役者達と素敵な時間を過ごせたのだから結果オール・オーライということで。
千秋楽としては珍しく、浮き足だった感じもなく、みんないい燃え方。役者の助平心が極限近くまで抑えられて、それぞれが、自分の役を一人格として尊重していたと思う。
彼らの年代では特に、自分を前に出したがる余り、「役と観客の間に役者が立ちふさがってしまう」という悲惨な事故が往々にして起き勝ち。テキストをないがしろにした、自我の欲求を満たすためのパフォーマンスを、結構やってしまうものなのです。
いい演技でした。嘘をやってしまうと心にかゆみが生まれるのが、ホンモノの役者だと思う。
今の彼らは概ねいい感じ。パーフェクトとは言わないけれど、テキストと自分と客のバランスの中で、嘘をつかないための道を探れている。

夜の暴れん坊達が暴れるので、舞台はあっという間にバラされて、元の撮影スタジオに戻っていきました。

学生達も小道具をバラして・・・。
大学の演劇部で、公演後、装置に使った角材やなんかを燃やしてたのを思い出した。あの時代はドラム缶で装置を焼却してた。この子達と同じ年の頃だ・・・うひょー。
・・・作ってバラす、これが芝居。20年以上経っているのに、あのドラム缶の炎はマジで目に焼き付いてる。

APRICOTの公演が終わったときもいつもそうなんだけど、終わったとき、少し淋しいのと、すごくありがたい気持ちが混ざり合う。勉強させてもらっているんだと思う。教わることがとても多い。
俺と関わってくれる役者の皆さん、ありがとう!
本日の「何も教えなかったのに、ちゃんとやった人たち」


